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お宮参りの豆知識

執筆者 | 2023年7月18日 | お宮参り, ブログ

こんにちは。

西武写真館 渡辺写真社です。

今回はお宮参りのお話し。

まずお宮参りとは、赤ちゃんの誕生を祝う生まれて初めての大切な行事です。

赤ちゃんの無事の誕生を神様に報告し感謝すること、そしてこれからも元気に成長することを祈る行事というとらえ方が一般的になっています。

パパ・ママにとってもお子様が生まれて新しい家族で行う初めての行事ですからわからないこともありますよね。

では、お宮参りの時期はいつなんでしょうか?

お宮参りは生後1ヵ月ごろというイメージを持っている方が多いと思います。具体的な時期は男の子が生後31日~32日目、女の子は生後32日~33日が一般的のようです。地域によって時期が異なるケースもありますので、現代では風習に従うよりも、それぞれのご家庭生後1ヵ月を目途に相談しながら決めていくとよいでしょう。

では、お宮参りの際に使用する 祝い着(産着)とは、赤ちゃんが初めて身に着ける伝統的な着物です。赤ちゃんが健やかに育ちますようにという願いが込められています。お参りの際には赤ちゃんに着せるのではなく赤ちゃんを抱いた上から覆いかけるようにして抱っこしている人の背中で祝いい着の紐を蝶結びします。

ご家族での大切な行事でもありますのでスタジオで撮影することがとてもおすすめです。

そして産着を七五三の着物として着用できるのか、、、という点です。

答えは「着用できるが仕立て直しが必要」ということです。

七五三の記念写真でご来店されましたお客様の中にも産着をご持参されて七五三の衣装としてご使用をご希望されるかたがおられます。

大切で高価な産着ですと、七五三で使用できないかとお考えになる方が多くはないですがいらっしゃります。

出来ることであれば私たちスタッフとしてもお宮参りで用いた産着を七五三には晴れ着としてお着付けしてさしあげたいのですが、その為には産着の形から子供用の着物へ仕立て直しが必要となります。

女の子の場合は3歳の時のお着物・男の子の場合は5歳の着物として使用いただくことができます。男の子場合袴を着用しますから、七五三の着物と違う最大の注意点は背中の絵柄が袴によって隠れてしまいます。

ご自宅で産着からの簡単な仕立て直しをする場合は「紐を取る」「袖を綴じる」「肩上げをする」「裾を上げる」この4点で簡単な仕立て直しとなります。

心配な方はプロのお針子さんにお願いするのが良いでしょう。せっかくご購入された産着であればご自宅で眠らしておくだけではもったいないですよね。

お宮参りの撮影も行っておりますのでお気軽にご質問・ご相談にいらしてください。