皆さま、矢絣って聞いたことありますか?
柄を見ると「知ってる、知ってる」と思う方も多いと思います。
矢絣は、桃山時代に武士の着物として用いられるようになり、
昨今では卒業式の袴やレトロな着物コーデで目にしたことも多いと
矢絣が縁起物とされている理由はなんでしょうか。
矢絣に「破魔矢(はまや)」の羽根が描かれているため
破魔矢とは、初詣の際に神社から授与される矢のことです。「
また矢を射ると真っすぐ前へしか飛ばす、
今の時代、
矢絣柄は、
この時も、「卒業後は、後ろに戻ってくることがないように」
現代で意味づけをするなら 前向きに前進する凛とした女性に成長する願い、
矢絣は主に女性が着用するイメージがあるのですが、
真っすぐ前へ飛んでいく力強い矢は、魔よけの効果がある、
矢には男の子が健やかで たくまく成長するようにとの願いなどが込められていました。
こうしたことから、
昔から続く縁起の良い柄を 男女問わず現代の解釈で思いを重ね着用いただくのも素敵です。